プロジェクト

ご存知でしたか? コロナ禍を過ごした子ども達に異変が起きていたことを!

時は、2020年から2022年。

日本の小学生は、新型コロナウイルス感染症防止処置により、それまで当たり前にあるものが激減していました。


それは、“人とのふれあい”


「学年を横断しての活動は制限」

「クラスの友達とも話さず、黙って給食を食べる」など学校内はもちろん、


地域のお祭りやイベントも中止が相次ぎ、地元の大人達とふれ合う機会も失われました。


しかし同時に、あるものが増え続けていたのでした…。



まずは、文科省の資料から引用したグラフをご覧ください。

ご覧の通り、

小学生の暴力行為が全国的に増加していたのです!


さらに、暴力行為の他にも、


・授業中に教室を飛び出して、校庭まで逃げていく

・授業に取り組んでいる友達の机まで行き「ねぇねぇ、遊ぼうよ〜」と、邪魔をする。


などの行為が実際に起きていると、学校関係者から伺いました。



当事者の児童は、こうした行動を取った結果、怒られたり、叱られたりします。


しかし、そうされることで、自分に注意が向けられる = コロナ禍で失われた “ふれ合い” が満たされるため、こうした行為を繰り返す。

そんな、お子さんもいるのだそうです。



全国的に起きているこんな事象の裏に、実は暗躍する人物がいたのです!


それは…


その名は、「無関心官ムゥ」

世界支配を企む「インディグノ帝国」の幹部である彼は、新型コロナに乗じ、ある作戦を立てました。


その名も「思いやりゼロ作戦」


人の気持ちに無関心な子ども達を増やし、自分達の仲間に引き入れる。

そして、少子化の日本を早々に消滅させ、世界支配の足がかりにするという、何と恐ろしい作戦でしょうか!


しかし、その作戦を阻止すべく立ち上がった戦士がいました!

戦士の名は、「輝望閃詩ダクシオン」


旅から帰ったダクシオンは、恩師でもある地元の小学校長から近年の児童についての話しを聞かされました。


「そんな事が起きていたなんて! 本来、子ども達は想像力あふれる存在だ。絵本や物語、人とのふれ合いや様々な体験を通じて育まれるはずの思いやりが失われているなんて…」


ショックを受けると同時に、ある決意を固めるダクシオン。


「みんなに、思いやりの心を取り戻させるプロジェクトを立ち上げるぞ!」


そんな想いから立ち上げたのが「学校図書館ひみつ基地化プロジェクト」です。


このプロジェクトには、3つの柱があります。


1.ワクワクしながら学校図書館に行きたくなるコンテンツを作る

私たちが子どもの頃、放課後に「ひみつ基地」や「駄菓子屋」に行き、楽しく体験を重ねていたのと同様に、休み時間や放課後に目を輝かせなが学校図書館に行きたくなるコンテンツを作ります。

これを通して、学年を横断したコミュニケーションを促し、さらに、読書も促すことで、言葉や文章、それらが表す感情などに触れてもらい、心の豊かさおよび想像力を増していく時間をつくります。


2.図書館を活用した授業づくりで、先生方の負担を軽減

元々、小学校の先生方には「授業づくり」というクリエイティブな側面、「クラス運営」という管理的な側面、保護者を中心とした関係者・地域とのコミュニケーションという、大きく3つの業務があります。ところが、先にお伝えした通りコロナやムゥにより、現場ではさらに手がかかる事が増えています。

そこで、図書館を活用した授業のアイデアを作りを行い、そこで生まれた時間を児童とのコミュニケーションにご活用いただけるような取り組みをします。


3.得られた成果を、他校へ展開

上記1、2で得られた内容から成果が出やすいものを精査してまとめます。そして、他校にも展開させ、子ども達の思いやりの心が育まれるようなコンテンツを広めていきます。


上記、3つの柱を行うモデル小学校として、現在ダクシオンは宮城県栗原市にある「築館小学校」の学校図書館に、週一のペースで常駐しています。そこで、子ども達と直にふれ合いながら、すでにプロジェクトを進めています。


児童のリクエストに応えて、時には読み聞かせもしたりしています!


「学校図書館ひみつ基地化プロジェクト」で、児童の思いやりの心を育むのですが、それを人に伝える力=表現力も同時に必要になると考えました。

そこで、各学年ごとに体験やワークショップも実施します。


◎鑑賞演目、ワークショップ概要(予定)

 <1〜2年生向け> 輝望閃詩ダクシオン 絵本ヒーローショー 
           読み聞かせとヒーローショーが融合したコンテンツ。今回のテーマは「食べ物の好き嫌い」

 

※こちらは、本年5月に実施済みです


<3〜6年生向け>「注文の多い料理店」& 表現ワークショップ

「注文の多い料理店」では、宮沢賢治の名著を元にコメディとして上演。観て感じることで、「命」に対して自分達が行っていることを、考えさせられる作品です。


<全学年向け>体験ワークショップ演目「あらしの夜に」

絵本「あらしのよるに」を題材にした、「多様性」をテーマにした劇遊び。10分程度プロのお芝居を観たあとに、ヤギとオオカミがどうやったら友達になれるのか、劇遊びを通して「違いを認めて友達になること」を学ぶワークショップです。


これらを通して、児童の表現力も育んでいきます!


ただ、ここで大きな課題が…

子ども達に、思いやりの心を取り戻させるための学校図書館ひみつ基地化プロジェクトですが、どこかの予算がついている訳ではありません。

とは言え、子ども達の成長は待ったなし。


ですので、プロジェクトを止めるわけにもいきません!

そこで、日本の子ども達を想うアナタからの支援が必要です。


集まった資金は、主にコンテンツ制作の費用に使わせていただきます。

日本の子ども達を想うアナタからのご支援をお待ちしております。


おもしろ楽しく、子ども達(未来)を救いたい!

ここまでご覧いただき、ありがとうございます。

ご覧いただいておいて何ですが、本来ならこういったプロジェクトは無い方が良いのです。
ヒーローが必要=困っている人が存在していることの裏返しなのですから。


方々に困っている人がいる中、近年、子ども達を取り巻く環境は、年々悪くなっています。これらの多くは大人の「無知」が原因です。そのシワ寄せは、子ども達に影響を及ぼしています。2024年2月に公開された『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』では「大人の負債を子どもに押し付けるな!」という子どもの感情を利用した怪獣が、国会議事堂を破壊するシーンもありました。

いつの時代もしわ寄せは弱者にいきます。


こんな世の中だからこそ、「ヒーロー=現代で人を守り導く必要な存在」。大人がヒーローとして子ども達を守り、導く。そして、その子ども達が次世代を担っていく。

そんな当たり前のことが、改めて大切であると感じます。


私たち昭和・平成を過ごしてきた大人たちは、現代では失われた面白さ・楽しさを体験してきました。

駄菓子屋さん、秘密基地、ゴム飛び、ファミコン、缶蹴り、ザリガニ釣り、ごっこ遊び。地域や年代によって、様々な遊びがありましたね。


私たちは、それらを通じて様々なことを楽しく学び、生きる力にしてきました。
そんな私たちだからこそ、現代を生きる子ども達の心を惹きつけ、魅力的なコンテンツを生み出すことができると信じています。


その1つが、今回のプロジェクト。こんな状況下だからこそ、皆さんと一緒に1人でも多くの「子ども=未来」を救いたい!

しかも、楽しく、面白く!!

そのためには、あなたからのご支援が必要不可欠です。ぜひ、応援の程、何卒よろしくお願いいたします。


子ども達と一緒に、楽しい未来を作っていきましょう!


HEROES’LABO・シン 代表  二階堂 真悟



<代表プロフィール>

⾼校卒業後、総務省郵政事業庁(現:郵便局株式会社)⼊庁。仕事のかたわら宮城県栗原市のご当地ヒーロー団体の代表となり、アクター、声優、脚本、造形等も担当。2014年には、そのヒーローと共にかんぽ⽣命の広告に起⽤され、全国紙の⼀⾯を飾り、国際マーケッター・神⽥昌典⽒の著書「ストーリー思考」にも掲載される。